花のうつわ 黒田泰蔵・赤木明登

2018年5月26日 ー 6月10日

黒田泰蔵さんのすぐ前にある、轆轤という小さな円盤の廻転は、天体の運行を越えて、さらにその先にある宇宙の摂理とも繋がっている。ものをつくりつづけること、真理を追求しつづけること、その先には、おそらく何らかの宗教的な体験があるのではないか。

泰蔵さんは、轆轤を廻すその指先で、おそらく「神」を感じておられるのだ。そのことが形に顕れていて、ぼくの心をふるわせつづけている。

磁器と漆器、素材はまったく違うけれど、ぼくはその背中をずっと追いかけつづけてきた。今回は初めて一緒に展覧会をさせていただくという機会に恵まれたことを、こころより有難いと思っている。

赤木明登

Press Release

ギャラリーNOW では、来たる5月26日(土)から6月10日(日)まで、「花のうつわ 黒田泰蔵・赤木明登」を開催いたします。

互いにその仕事ぶりを認め合う信頼関係から実現した初めての二人展。

黒田の卓越した轆轤技術から生まれる清冽でシンプルな花入、赤木がはじめて取り組んだ瓶子を中心に展覧いたします。

貴重なこの機会をぜひご覧ください。

黒田泰蔵(くろだ・たいぞう)

陶芸家。1946 年滋賀県生まれ。1966 年渡仏しパリで島岡達三氏と出会う。1967 年カナダのゲータン・ボーダン氏の元で陶芸を始める。1981 年帰国、静岡県伊豆にて築窯。1992 年初めての白磁作品を発表。以後、白磁のみ制作。東洋、西洋の両文化を内包する唯一無二のミニマムな世界を構築した。主な展覧会に、2015 年「シンプルなかたち」(森美術館、東京)、2016 年「革新の工芸」(東京国立近代美術館)など。

 

赤木明登(あかぎ・あきと)

塗師。1962 年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業後、編集者を経て、1988年より輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進氏のもとで修業し、1994 年独立。現代の暮らしに息づく「ぬりもの」の世界を切り拓いた。主な著書に、「漆 塗師物語」(文藝春秋)、「美しいもの」「美しいこと」「名前のない道」(ともに新潮社)、「形の素」「21世紀民藝」(ともに美術出版社)、赤木智子氏との共著「うつわを巡る旅」(講談社)など。

展覧会概要

展覧会名 : 花のうつわ 黒田泰蔵・赤木明登

会期 : 2018年5月26日(土) − 6月10日(日)

開廊時間 : 火曜−土曜 10:00−18:00 日曜 10:00−17:00

作家在廊日 : 赤木明登 5月26日(土)、5月27日(日)

休廊日 : 月曜

会場 : ギャラリーNOW 〒930-0944 富山県富山市開85 TEL 076-422-5002

後援 : 北日本新聞社

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