金工 長谷川清吉  2021年7月10日(土)−7月23日(金・祝)

ギャラリーNOWでは、7月 10 日(土)から7月23日( 金・祝 ) まで、金工作家・長谷川清吉による個展を開催いたします。

尾張徳川家の御用鍔師をルーツに持つ長谷川家の長男に生まれた長谷川清吉。幼少期から金槌を振るう所作と音に囲まれて育った長谷川は、19歳で渡英。それまでの環境とは大きく異なる世界的現代アートの潮流を彼の地で浴びた後、意外にもすんなりと「素直な気持ちで」家業に入りました。

自らの作品制作とともに、代々数多くの茶道具を手掛けてきた家業の強みを生かし、古道具の修繕や茶道具の制作を通して古典への興味と理解を深めました。日々金属を打つリズムを身体に馴染ませる様に、着実にその伝統技術と美学を磨いた長谷川。近年は鍛金の技術をもって既成概念にとらわれない造形美の追究にも新たな境地を見出しています。

道具の使い手である茶人に「やわらかい」と言わしめた長谷川清吉の金工作品。もとは硬く凛とした冷たさを感じさせる金属に、連綿と受け継がれてきた彫金・鍛金による熱を与え、彼の自然体な眼と手が介することで、長谷川ならではの技と個性美が宿ります。

今後ますますの活躍が期待される長谷川清吉の緻密な文様による茶道具や器とともに、従来の金工の枠におさまらない精錬された表現をご高覧ください。

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展覧会概要